ご両親が亡くなり葬儀が終了した後は、実家の遺品整理をおこないます。下記では遺品整理のタイミングをまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
四十九日法要の後
四十九日は、この世を漂っていた故人の魂があの世の決められた行先へと旅立つ日とされています。また、残された家族にとっても、その日から日常生活に戻る「喪明け」という節目でもあります。だからこそ、四十九日後に遺品整理をおこなう事で、気持ちの整理にも繋がります。
その他法要に合わせて
四十九日法要以外でも葬儀や一回忌、三回忌などの法要があります。その際には親戚一同が集まるのでその機会に遺品整理をおこなえば、形見分けもスムーズにおこなえます。
気持ちが落ち着いた後
遺品整理は、この時期までにおこなわなければいけないといった決まりはありません。故人が亡くなった悲しみが癒えていない場合に遺品整理をおこなうのは、精神的に大きな負担となってしまうので、気持ちが落ち着いた頃に遺品整理をおこなう事をおすすめします。
できる限り早めの遺品整理が必要なケース
ご両親が賃貸に一人暮らしであった場合には、亡くなった後に誰も住んでいなくても賃貸契約が継続している為、できる限り早く遺品整理をして解約手続きをおこないましょう。また、課税対象になるものは、10ヵ月以内に申告・納税しなければ重加金税が発生してしまいますので、課税対象のものがある場合も早めに整理をおこなってください。